ハワイ州のデイビッド・イゲ州知事は2020年3月21日、3月26日からハワイ居住者や州外からの渡航者に対し、ハワイ州到着後14日間の自己隔離を命じる新たな緊急宣言を発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としたもの。
渡航者が自己隔離措置をおこなう場所は、滞在先の宿泊施設となり、ハワイ居住者は自宅での自己隔離が前提。ハワイ到着後は速やかに空港から直接宿泊先に向かう必要があり、外出は医療施設利用時のみ。レストランやジム、プールなどの公共施設は利用できないとしている。
また、ハワイのホノルル市は2020年3月23日午後4時半から4月30日まで、緊急時を除き不要不急の外出禁止令を発出。
薬の手配や医療機関、必要な食料や備品調達のための外出は許可される。また、生活に不可欠なサービスや商品を提供している機関以外は、原則としてすべての従業員が在宅勤務となる。