韓国・中国・台湾・香港 ⇔ 日本の出入国の規制状況を整理した(5月12日版)

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、世界各国では出入国の制限が続いている。トラベルボイスでは、各国と日本との出入国の規制を取りまとめており、2020年5月12日現在の韓国・中国・台湾・香港と日本の規制状況は以下のとおり(国によっては一部、外交関係者などの特例が認められる場合がある)。

台湾で5月8日、感染状況が安定的に抑えられていることから、中央感染症指揮センターが営業を見合わせていた事業者に各自治体の判断で再開できると宣言するなど正常化への兆しが見られる。しかし、前回(5月5日)に比べ、韓国、中国、香港とともに出入国の規制に変更はなかった。

日本への入国については日本政府による規制、各国への日本からの入国は、現地政府による規制。なお、日本政府は3月25日付で日本邦人に対して全世界への渡航自粛(海外安全情報レベル2:不要不急の渡航は止めてください)を発出している。

2020年5月12日現在の、韓国・中国・台湾・香港と日本の出入国の規制状況は次のとおり。

中国

  • 中国→日本

    • 過去14日以内に滞在していた外国人は入国拒否 [5/12現在]
  • 日本→中国

    • 15日以内の滞在について査証を免除する措置を全て一時的に停止 [5/12現在]
    • 3/28より、それまでに発行された有効な訪中査証及び居留許可証による外国人の入国を暫定的に停止 [5/12現在]
    • 今後新たに取得する査証での入国は可能。APACビジネス・トラベル・カードを有する外国人の入国も暫定的に停止。外交、公務、礼遇、C(乗務員)の査証を有する者の入国は影響を受けない [5/12現在]

韓国

  • 韓国→日本

    • 過去14日以内に滞在していた外国人は入国拒否 [5/12現在]
  • 日本→韓国

    • 全世界の在外韓国公館で発給した短期査証の効果を停止 [5/12現在]
    • 日本に対する査証免除措置と既に発給された査証の効力を停止 [5/12現在]

台湾

  • 台湾→日本

    • 過去14日以内に滞在していた外国人は入国拒否 [5/12現在]
  • 日本→台湾

    • 日本を含む全ての外国人の台湾入境/乗り継ぎ不可。例外として、居留証、外交公務証明、ビジネス契約履行証明またはその他の特別な許可がある者(入境後に14日間の在宅検疫必要) [5/12現在]
    • 3月24日から当面の間、航空機のトランジットを禁止。当初4/29までとしていた台湾/中国線の縮小と、4/30までとしていた乗り継ぎ全面禁止を延長 [5/12現在]

香港

  • 香港→日本

    • 過去14日以内に滞在していた外国人は入国拒否 [5/12現在]
  • 日本→香港

    • 海外から航空機で香港国際空港に到着した全ての非香港居住者、中国本土、マカオ、台湾から入境する非香港居住者で,過去14日以内にこれ以外の海外滞在歴のある者の入境を禁止 [5/12現在]
    • 香港国際空港はすべてのトランジットを停止 [5/12現在]

以下は、直近12カ月間の4か国からの訪日客数、日本からの出国者数の推移。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

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以下は直近10年間の4か国からの訪日客数の推移。※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

出典/参考情報

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