【図解】欧米豪からの訪日客数、直近12カ月の推移、2020年3月は8割以上の大幅縮小に

日本政府観光局(JNTO)発表による2020年3月の訪日外国人数(推計値)をオーストラリア、アメリカ、イギリスの3市場でみると、オーストラリアは前年同月比80.1%減の8800人、アメリカは87.0%減の2万3000人、イギリスは82.4%減の6800人。

新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴い、オーストラリア政府は2月23日に日本への渡航警戒レベルを「高度な警戒」に引き上げ。3月にはさらに引き上げて海外渡航禁止をおこなった。

アメリカは、3月19日以降は海外渡航中止勧告を発出。3月26日から日本でアメリカからの渡航者に対する検疫強化も実施した。イギリスでは3月16日以降、不要不急の旅行・外出自粛に加え、海外渡航禁止勧告を発令。3月21から日本での検疫教科や査証無効化の対象になった。これらの影響を受け、それぞれの市場が8割減以上と大幅縮小。いずれも4月以降はさらなる低下も予測される状態だ。

オーストラリア、アメリカ、イギリスの直近12カ月の推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

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