定額制の全国住み放題サービスを展開する「ADDress(アドレス)」は2020年6月10日から、ホテル・旅館などと連携した「会員専有個室」定額制プラン(月単位)の提供を始める。サービス開始に先立ち、ADDress会員や新規入会者の応募を受け付けを開始した。
ADDressでは、このプランを通じて、ウィズコロナ、ポストコロナでの新しい住み方やリモートワークなど新しい働き方などのニーズに応えていく考え。
月額料金は、6万円からで宿泊施設によって異なる。いずれの専用個室へ入居の際も、ADDressが管理する全国50物件の利用権が付くため、ホテル生活を住まいとしつつ、都合に合わせて他地域での滞在も可能となる。
まず、小樽市の無人型ホテル「UCHI Living Stay Otaru Suitengu(小樽市)」や「変なホテル東京 赤坂」などからプランを提供。今後も各エリアで連携宿泊施設を増やしていく計画だ。
このほか、ANAとの協業で提供している「ANA定額制国内航空券」の第3弾の募集も開始した。ADDress会員は、3か月契約で月額3万円、2ヶ月契約で 3万5000円、1ヶ月契約で月額4万円で、ANA国内線の指定便を片道月4回分まで利用することができる。募集人数は毎月50人で、利用開始は今年7月1日から。
ADDressは今年1月からこのプランを開始。第3弾では、新たに那覇、広島、中部、松山、高知、仙台の6空港を対象路線に加え、計21路線での利用が可能となった。