メキシコのアエロメヒコ航空は2020年6月30日、米国裁判所に日本の民事再生法にあたるチャプター11(連邦倒産法11章)の適用を申請したと発表した。新型コロナウイルスの影響に伴う旅客数の急減が響いた。
日本路線はすでに再開。7月はメキシコ国内線で前月比2倍、国際線で同4倍の便数で運航しており、同社は「チャプター11により新型コロナの影響に対処するために必要な事業を再構築したい」などとしている。すべての航空券、予約、クラブポイントも有効で、既存条件で利用できるという。中南米ではLATAMエアラインズもチャプター11を申請している。