旅行手配「コックス・アンド・キングス・ジャパン」、債務整理を弁護士に一任、負債総額は調査中

東京商工リサーチによると、コックス・アンド・キングス・ジャパン(東京都世田谷区)が2020年6月5日付で債務整理を弁護士に一任したことがわかった。負債総額は現在調査中。

同社はインドの旅行業者Cox&Kings Limitedの日本法人として、主にインド洋・南太平洋リゾートのツアーを取り扱っていた。2004年12月期には売上高36億1286万円を計上し、英国やインドからのインバウンド事業も手がけていたが、景気悪化の影響で2010年12月期には売上高が約27億3000万円まで減少。その後も業績が改善せず、2019年4月には第一種旅行業登録を取り消していた。

ランドオペレーターとして現地での予約・手配業務に注力することで業務改善を目指していたが、資金繰りはひっ迫し、2020年3月頃には本社から撤退していた。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…