デルタ航空のロサンゼルス空港近代化プロジェクト、2028年ロス五輪に向け、当初計画より18ヶ月早く完成へ

デルタ航空とロサンゼルス・ワールド・エアポート(LAWA)は、ロサンゼルス空港の近代化プロジェクトを当初計画よりも18ヶ月早い、2023年半ばに完成させると発表した。このプロジェクトは、総額18億6000万ドル(約1950億円)が投じて、ターミナル2、ターミナル3、トム・ブラッドレー国際線ターミナルとを結ぶ「デルタ・スカイ・ウェイ」を整備するもの。コロナ禍でターミナル3が一時的に閉鎖されたことから、プロジェクトの進捗が早まった。

まず、デルタ航空が使用する中央上屋が2022年第1四半期に完成。ここからは、現在はシャトルバスでのみの移動となっているターミナル2とターミナル3の保安エリアを結ぶことになる。その後、2022年半ばにはターミナル3のコンコースとサテライトが、2022年には西側の上屋が完成する予定。その後、2023年半ばまでに、ターミナル2のリノベーションとターミナルBへの接続部が整備される。また、リニューアルオープンに合わせて、旅客の移動のために自動無人運転車両も導入する予定だ。

このプロジェクトは、2028年のロサンゼルス五輪に向けて、40億ドル(約4190億円)におよぶロサンゼルス空港近代化プロジェクトの一部として行われている。

デルタ航空は、ロサンゼルス空港のほかにも、同航空のハブであるアトランタ、ニューヨーク、ソルトレイクシティ、シアトルの各空港でも近代化を進めており、その投資は総額120億ドル(1兆2500億円)にのぼる。

※ドル円換算は1ドル104円でトラベルボイス編集部が算出

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