ガイドブック「地球の歩き方」を学研グループに譲渡、ダイヤモンド・ビック社がインバウンド事業とともに、海外旅行の環境激変で

「地球の歩き方」など出版事業を手掛けるダイヤモンド・ビッグ社は、同社の出版事業とインバウンド事業を、学研の100%子会社である学研プラスに譲渡する。新型コロナウイルスの世界的流行によって海外旅行関連の事業環境が大きく変動したことを受け、事業の維持と発展を図るため、譲渡を決めた。これにより、2021年1月1日から「地球の歩き方」とインバウンド旅行者向け冊子制作は学研プラスが引き継ぐことになる。

学研は、「DX」と「グローバル」を成長戦略として位置づけており、「地球の歩き方」のブランド価値やコンテンツ創出力、デジタルへの展開可能性のほか、グループ各事業のグローバル展開においてシナジー効果が得られると判断し、事業の譲り受けを決めた。

これを受けて、学研プラスは「地球の歩き方」出版事業で新たに人材募集を開始。現在のところ、ダイヤモンド・ビッグ社からの人材受け入れは不明となっている。

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