日本アジア交流財団は2020年11月から、インバウンド支援「GO TO! JAPAN」キャンペーンを開始した。中国、台湾、韓国、香港、タイの各国・地域政府観光局との協力により、感染予防対策を徹底するインバウンド事業者を「GO TO! JAPAN」サイト上で公開。アジア各国の政府観光局が訪日希望団体に情報提供し、インバウンド事業者とマッチングすることで安全な訪日旅行実現を図る。
新型コロナウイルスは今なお、世界各地に猛威を振るう一方、東アジアの感染状況は落ち着いてきており、トラベルバブルといった結びつきが強い国同士の往来が進みつつあることなどが背景。同財団は「自由な移動が制限されている今こそ、日本への渡航に対して渇望が生まれている。この時期にアフターコロナを見据えたインバウンド対策を打つことによって、再開した時に、V字回復できるチャンスをつかめる」などとしている。