JALとコモンズ・プロジェクトは、2021年4月5日に成田発シンガポール行きJL711便で実施したデジタル健康証明書「コモンパス」の実証で、出入国時にPCR検査結果がデジタル提示で完結できることを確認した。
実証では、シンガポールのテクノロジー企業Affindiが開発したQRコードスキャンアプリ「Unifier」を使って、出発時の成田空港と到着時のチャンギ国際空港でコモンパスを読み取った。
当日の実証では、シンガポール大使館書記官、米国大使館税関・国境取締局の大使館員など関係者も立ち会った。
JALは、コモンパスに加えて、Daonが開発し共同事業パートナーであるアメリカン航空も実証を進めている「VeriFly」の実証を日本/北米路線で4月下旬に実施する予定。また、国際航空運送協会(IATA)が推進する「IATAトラベルパス」の実証にも参加し、5月下旬から検証を始める。
QRコードはデンソーウェーブの登録商標。