デルタ航空、ワクチン未接種の社員に医療保険料200ドル上乗せ、現在の接種率75%から100%達成を目指して

デルタ航空のエド・バスティアンCEOは、従業員に向けた文書のなかで、さらに従業員のワクチン接種率を高めるための措置を強化すると発表した。同航空の従業員のワクチン接種率は現在75%。今後、これを100%にしていく考え。

まず、同航空が提供する医療保険(ヘルケア・パッケージ)の月額保険料を11月1日から200ドル(約2万2000円)上乗せする。新型コロナウイルスによる入院では、一人あたり平均5万ドル(約550万円)の費用が同航空に発生するため、社内感染者を減らすことでコストを抑えたい狙いがある。

また、9月30日からは、州および地域の法律に従い、新型コロナウイルス関連の賃金補償の対象は、ワクチン接種を完了した後にブレイクスルー感染した者に限られる。

このほか、ワクチン未接種者は、同航空の施設内ではマスク着用を義務化。施設が位置する地域の感染者数が安定するまで、この措置は継続される。

※ドル円換算は1ドル110円でトラベルボイス編集部が算出

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