フィンエアーは、2021年冬期スケジュールを発表した。ワクチン接種完了者の割合上昇や、一部市場での規制緩和による需要回復傾向を踏まえ、日本を含むアジアや北米路線を中心に運航再開や増便を決定した。
日本路線では、現在、週3便(10月から週4便)の成田/ヘルシンキ線を週7便のデイリー運航に増便。10月から運航再開を予定する関空線は、冬期期間中に段階的に週3便から週7便に増便する。運休中の中部線は、2022年2月に運航を再開する。
このほか、アジアではソウル線、バンコク線をデイリーで運航。香港線、シンガポール線もそれぞれ増便する。北米路線ではニューヨーク線をデイリー運航とし、シカゴ線、ロサンゼルス線、マイアミ線はそれぞれ週3便とする。ヘルシンキ発着以外でも、ストックホルム発着で米国とタイの計5路線で直行便を運航する。
欧州路線では、ロンドンやパリには毎日3便、その他主要都市に毎日2便を運航。サンクトペテルブルク線などロシアやバルト三国での増便のほか、冬期路線としてクラクフなどへの運航も予定する。