マリオット・インターナショナルは、気候変動に共同で取り組む「サイエンス・ベースド・ターゲッツ・イニシアティブ(SBTi)」への参加を表明した。この取り組みは、企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べて1.5度に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進するもの。
マリオットは、企業が取り組む「Business Ambition for 1.5C」に加わり、2050年までの二酸化炭素排出量ゼロを目指して、さまざまな活動を進めていく。現在、この取り組みには世界815社が参加している。
マリオットは各ホテルでサステナビリティ戦略を進めているところ。これまで、トイレや浴室で使用する使い捨てプラスティックの削減、食品ロス50%削減、地元コミュニティからの調達、植樹活動、海洋生態系の回復と保護などを推進している。