博報堂生活総合研究所が発表した生活者が選ぶ「2022年ヒット予想」で、トップ3には1位「フードデリバリーサービス」、2位「無人・非接触サービス」、3位「オンライン授業/学習」が選ばれた。来年以降もコロナ禍の影響が続くのではと警戒を解いていない人が多いが、単なる自粛生活向けではなく、「動かず、動かす」商品やサービスに注目が集まりそうだという。
調査は2021年9月22~27日にインターネットで実施。首都圏、京阪神圏に住む15~69歳の男女1008人から回答を得た。
「2022年ヒット予想」トップ30のうち、旅行では11位「国内旅行」、26位「お手軽キャンプ」、27位「USJ『スーパー・ニンテンドー・ワールド』」が入り、国内旅行の復活が期待される。旅行と関連性が高いものとしては、2位「無人・非接触サービス」、7位「電気自動車(EV)」、10位「SDGs」といった社会全体の改善への動きも、今後の企画を練るうえでのカギになると考えられる。
なお、「2021年ヒット実感」のトップ3は、1位「フードデリバリーサービス」、2位「東京2020オリンピック・パラリンピック」、3位「オンライン授業/学習」の順。旅行関連では、16位「お手軽キャンプ」、20位「GoToキャンペーン」、27位「USJ『スーパー・ニンテンドー・ワールド』」 が入った。