Z世代の4つの神話は本当か? シンガポールのデータから見る実像、実はアウトドア派で、オンライン接続は「勉強や仕事のため」

視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは、シンガポール市場における海外消費者調査データ「コンシューマー&メディアビュー(CMV)」データを基に、シンガポールにおけるZ世代のプロフィール分析を発表した。この調査は、Z世代の実態が把握しきれていないことから実施したもの。この世代の特徴として一般的に取り上げられている4つの神話について、データをもとに真の特徴を探った。

「Z世代にアプローチできるのはデジタルプラットフォームだけ」という神話について、実はZ世代は日平均8時間をアウトドアで過ごすアウトドア派であることも分かった。屋外広告の想起率は73%と高い。

「Z世代は支出に無頓着」という神話については、実は76%は価格に敏感で、セールになるまで購入を見送っている。また、Z世代の62%が、経済的自立を人生の最重要目標としていることも分かった。

「Z世代はただの学生」という神話については、実は行動力があり、野心的で(66%が挑戦を求める)、冒険好きでスポーティ(冒険・スポーツ・アクティビティやイベントベースの旅行に興味がある)。また、77%が老後のための資金計画を立てることは重要だと考えている。

最後に「Z世代はオンラインで時間を浪費」という神話については、実は92%が仕事や勉強のためにオンラインを利用。ネットサーフィンでは、ニュースや時事問題を関心があり(67%がニュース・時事問題にアクセス)、50%が製品やサービスに関する情報をオンラインで探す。さらに、45%がインターネットバンキングや投資を行っている実態が明らかになった。

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