オンライン旅行大手のアゴダ社、ホテル客室を卸売り、2022年に世界展開へ

米旅行メディアのフォーカスワイヤーによると、ブッキング・ホールディングス・グルーブのOTAアゴダ社は、新たにB2Bソリューション「ベッズ・ネットワーク(Beds Network)」を立ち上げた。

このネットワークを通じて、アゴダは、航空会社、オフライン旅行会社、クレジットカード会社などブッキング・ホールディングスの1万社以上のアフィリエイトパートナーに対して卸値でホテル客室を供給する。

アゴダでは、ベッズ・ネットワークを活用することで、ホテルパートナーは、より柔軟なレベニューマネージメントで、流通ネットワークを拡大することも可能になるとしている。すでにアゴダのパートナーであれば、ベッズ・ネットワークの追加契約は不要。

すでにアジア、欧州、中東の20市場でこのサービスを立ち上げており、2022年には世界展開する予定。ベッズ・ネットワークのリヤナ・ジャミリ副社長によると、このサービスはあくまでもアゴダの取り組みだが、今後ブッキング・ドットコムを含めて他ブランドへの拡大も視野に入れているという。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…