ANAとJALは、2021年度年末年始(2021年12月25日~2022年1月4日)の予約状況をまとめた。国内線の予約数については、両社とも前年を上回り、2019年度の70%~80%の水準まで回復を見せている。
ANAの国内線予約数は前年比12.3%増の108万1252人で、2019年度比では71%まで回復。予約率は前年比15.7ポイント増の65%となっている。12月16日時点の混雑状況を見ると、羽田便では12月28日から12月31日の午前6時から午前9時に予約が集中している。
JALの国内線予約数は前年比64.8%増の97万8693人。2019年度と比べると84.3%まで回復。予約率は前年比23ポイント増の66.1%。方面別で見ると、最も予約率が高いのが北海道方面で73.6%。次に沖縄方面の72.7%。下りのピークは12月29日で予約率89.4%。上りは1月3日で予約率90.7%。
国際線予約数については、ANAが前年比101.9%増の3万3859人(前々年比90%)で予約率36.6%(前年比16.7ポイント増、前々年比42.9ポイント減)。JALが前年比124.3%増の3万9774人(前々年比13.5%)で予約率36.9%(前年比14.5ポイント増、前々年比48.9ポイント減)。