国内大手のキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」は、予約データから2021年秋(9月~11月)のキャンプ動向についてまとめた。10月は最近のキャンプ人気に加え、 新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いてきたこともあり、予約件数は2019年同月の2.8倍となった。
11月についても、 2020年は同時期に展開されていた「GoToトラベル」や3連休がなかったにもかかわらず、2020年とほぼ同水準となった。
また、夏に引き続き屋外で風通しの良いテントサイトが伸びており、10月は2019年同月比で約6倍と大幅に増加。グランピング、キャビン、ログハウスなど箱モノについては11月は昨年を下回った。同社では、 昨年のGoToトラベルではグランピングや箱モノも対象となっていたため、その反動によるものと分析している。
今冬の見通しについては、現在のところ2020年を上回るペースで予約が推移しているものの、オミクロン株の動向や悪天候によって、予約数の減少やキャンセルの増加などの影響が出る可能性があるとしている。