JALグループは、2022年度国内線の基本便数計画を決定した。新型コロナウイルスの影響に伴う減便などについては、今後の需要動向を踏まえて順次決定する。
まず、JALグループの目標である「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」の達成に向けて、省燃費かつ低騒音のA350-900、日本エアコミューター(JAC)ではATR42-600の導入を進める。
増便については、伊丹/鹿児島線、繁忙期は伊丹/那覇線で実施するほか、琉球エアーコミューター(RAC)の宮古/石垣線および那覇/与那国線を増便する。
さらに、関西発着の宮古線と中部発着の宮古線、石垣線については、 繁忙期の季節運航を継続。また、羽田発着の宮古線、石垣線、久米島線についてはJAL便名での運航を継続し、需要動向に応じて運航機材の大型化する。
このほか、北海道エアシステム(HAC)の丘珠/女満別線、利尻線を増便。また、夏期ダイヤ期間中に函館での夜間駐機を開始して運航ダイヤの改善と増便を行い、利便性の向上する。