国内大手旅行45社、2021年12月は総取扱額32%減、コロナ影響前から半減レベル ―2021年12月(速報)

観光庁が2022年2月9日発表した主要旅行業者45社・グループの2021年12月旅行取扱状況(速報)によると、総取扱額は前年同月比31.6%増の1740億3847万円だった。新型コロナの影響がなかった2019年度同月比では54%減にとどまった。

国内旅行は31.4%増の1664億9625万円(2019年同月比19.3%減)。前年同月比16.5%減だった11月からは大幅に改善した。海外旅行は前年同月比33.9%増(2019年同月比96.4%減)の56億9014万円、外国人旅行は前年同月比41.2%増(2019年同月比88.3%減)の18億5209万円だった。

また、国内旅行の旅行商品ブランド(募集型企画旅行)は取扱人数129万6607人(前年同月比7%減)で、取扱額は408億7973万円(前年同月比10.9減)。海外旅行が2人で51万5000円。外国人旅行が8人で25万4000円の取り扱いだった。

観光庁:発表資料より

主要各社・グループの取扱額を新型コロナの影響がなかった2019年同月比でみると、JTB9社が40.8%減の797億9935万円、KNT-CTホールディングス13社が53.6%減の164億3873万円、日本旅行が52.8%減の157億2528万円。海外旅行の比率がもともと高いエイチ・アイ・エス(HIS)6社は89.4%減の42億8340万円だった。

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