日本政府観光局(JNTO)によると、2022年1月の日本人出国者数(推計値)は7万5000人となり、2020年のコロナ発生以降では、初めて7万人を超えた。
2021年同月の4万8691人からは5割増(約2万7000人増)。ただし、コロナ以前の2019年同月比では、94.8%減(2019年同月の実数:145万2157人)で、依然として大幅な減少が続いている。
2022年1月の日本人出国者数は5割増となったが、日本発の国際線実績(航空データ:OAG社)には大きな変化はなかった。同月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線は、便数は前年比4.8%減の3091便、座席数は3.9%増の76万7482席だった。
直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。