カナダ政府は、国内での新型コロナウイルス感染者数が減少しており、ワクチン接種も進んでいることから、2022年2月28日からカナダ政府が認定しているワクチン接種を完了している海外からの入国者の規制を緩和する。
旅行者は、入国に際して、72時間以内に受けた分子検査だけでなく、予定されたフライトの前日に受けた抗原検査による陰性証明も認め、隔離措置は免除される。ただし、自宅での抗原検査は認めず、検査を実施した国機関による認可を受けている必要がある。
また、カナダに到着した旅行者の中からランダムに選ばれた対象者に対して検査も実施。ただし、選ばれた旅行者に検査結果を待つ間の隔離は求めない。
このほか、カナダ政府は、旅行における健康警告(Travel Health Notice)をレベル3からレベル2に引き下げる。これにより、カナダ国民は不要不急の目的でも海外に旅行することが可能になる。