HIS、まん防適用地域拡大も底堅い旅行需要、2022年1月は国内旅行が好調

エイチ・アイ・エス(HIS)が発表した2022年1月の旅行取扱高は、2021年同月比194.0%増、2019年同月比91.9%減の28億2449万円だった。

そのうち、国内旅行は2021年同月比226.7%増、2019年41.0%減の22億3592万円。2021年と比べると、年始は高い伸びが見られたものの、オミクロン株の感染拡大によって発出された「まんえん防止等重点措置」適用地域が拡大するにつれ、需要の鈍化がみられた。ただし、緊急事態宣言下であり、ワクチン接種が開始されていなかった2021年1月の状況ほどは需要は低下しておらず、旅行先や出発日の変更に留まるなど、旅行予約は継続的に動いているという。

海外旅行は、前年同月比113.7%増、2019年同月比97.9%減の5億8325万円。全方面の企画旅行の催行を中止している状況が続いている。

訪日旅行は、前年同月比53.0%増、2019年同月比99.8%減の532万円。外国人新規入国の原則停止が続いている。

発表された月次取扱高は、HISと同グループ5社(オリオンツアー、クオリタ、クルーズプラネット、ジャパンホリデートラベル、エイチ・アイ・エス沖縄)の社内取引を相殺した取扱高の合計。

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