駅ナカや銀行で三浦半島の生鮮食品を受け取り可能に、京急と横浜銀行らが地産地消促進へ

京浜急行電鉄、横浜銀行、クックパッドは2022年3月23日、三浦半島の地産品販売事業を開始すると発表した。クックパッドが運営する生鮮食品EC「クックパッドマート」の生鮮宅配ボックス「マートステーション」を駅ナカや銀行など7カ所に設置し、2022年4月6日から順次営業開始する。

みなとみらい地区の本社を置く3社が、三浦半島の地産品販路拡大の支援に共同で取り組む。「マートステーション」を設置するのは、京急線の3駅（青物横丁駅、京急富岡駅、金沢文庫駅）、横浜銀行4店舗（上大岡支店、弘明寺支店、磯子支店、たまプラーザ支店）で、帰宅時や銀行立ち寄り時などに送料無料で食材が受け取れる。京急川崎駅にもすでに設置済みだ。

また、3社は共同で三浦半島の生産者支援や販売サポートにも取り組み、生産者開拓から販路拡大まで、トータルで三浦半島や京急沿線の地産地消を進める。「クックパッドマート」アプリ内で「三浦半島地産品特集」を展開し、生産者やレシピなどの紹介のほか、食材の定期便販売なども検討する。