JR東日本はバスツアーの検索・予約サービス「BUSKIP」で、バスツアーの行程の一部だけを選び、利用できる旅行商品の販売を開始した。
同サービスは、JR東日本グループ全社員を対象としたアイデア募集型プログラムから生まれた新規事業。2021年6月に旅行会社のバスツアー販売でサービスを開始した。
今回販売を開始した新形態の商品は、河北新報トラベルの2つのツアー「蔵王・白石を巡る旅」、「夏休み!南三陸で化石採集にチャレンジ」で、行程の一部を利用できる販売を開始。今後、商品展開を順次、拡大していく。複数のツアーの中から行きたいルートの部分を選び、乗り継いで利用することも想定している。
車以外のアクセス手段がない観光スポットは多く、個人旅行者のハードルとなっていた。JR東日本では、BUSKIPで既存のバスツアーの部分利用で、行きたい観光スポットだけを巡る自由でリーズナブルな個人旅行の実現を目指すとしている。