東京湾アクアライン割引効果は2年半で1155億円、3年間の継続決定、ETC搭載車は800円

国土交通省と千葉県、東日本高速道路は、現在、実施している東京湾アクアラインの通行料金の割引(ETC搭載車)を、2025年3月31日まで3年間、継続することを発表した。高速道路ネットワークの有効活用や、首都圏の交流・連携強化などによる地域経済の活性化が目的。

東京湾アクアライン(浮島IC~木更津金田IC、延長15.1キロ)の通行料金は、普通車の場合で通常料金は3140円のところ、ETC搭載車割引では800円としている。

なお、千葉県の試算によると、割引による首都圏全体からの経済効果は約1155億円(2014年4月~2016年9月までの2年半)。千葉県内の観光施設の来場者数(2018年)は、鋸山ロープウェーは割引前(2008年)の約1.2倍となる44万人、東京ドイツ村は約2倍の105万人に増加した。交通量自体も、2008年度の1日2万800台に対し、2021年度は1日4万4100台へと約2.1倍に伸びたという。

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