大阪万博2025、持続可能な開催方針を策定、会場運営や来場者の対策、環境省との連携プロジェクトも

2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の準備や運営を通して持続可能性の実現を目指す「持続可能な大阪・関西万博開催にむけた方針」を策定した。2021年6月に公開した「EXPO 2025グリーンビジョン」を改定したほか、環境省との連携プロジェクトも開始するなど、会期前からの持続可能性の取り組みを推進する。

「持続可能な大阪・関西万博開催にむけた方針」では、組織運営における4つの統治原則や5つの大目標を掲げ、活動の方向性を示した。改訂版の「EXPO 2025グリーンビジョン」では、以前のエネルギー関連対策に加え、会場整備や運営、来場者などの分野における対策候補を示したほか、ビジョンの目指す方向性にサーキュラーエコノミーの実現も追加した。

これらの実現に向け、環境省の脱炭素化に向けた水素サプライチェーン構築で連携プロジェクトも開始する。そのほか、大阪・関西万博でのカーボンニュートラルの実現や2050年のカーボンニュートラル社会の提示に向けたプロジェクトにも取り組む。

持続可能な大阪・関西万博開催にむけた方針(PDF:1537KB)

改定版<EXPO 2025 グリーンビジョン>(PDF:1198KB)

環境省との連携プロジェクト関連ページ

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