ヤフーは、Androidアプリ「Yahoo!ブラウザー」で、画像から似ている商品などを検索できる「カメラ検索」にAIによる画像解析技術を使い、施設や観光名所などの検索ができる「スポット検索」機能の提供を開始した。「ウェブやSNSで見つけたスポットがどこにあるんだろう?」「街中で見つけた建物はなんだろう?」といった疑問を解決する。
「Yahoo!ブラウザー」は累計約1400万ダウンロードの人気アプリ。「カメラ検索」はこれまでファッション、商品、インテリア、家電、有名人などに対応していたが、新たに観光名所などのスポットを追加した。検索できるスポットは国内約2万件で、ユーザー自身が撮影した写真やスマートフォンに保存された画像、ウェブページの画像から検索できる。スポットは今後順次拡大する。
同機能は、検索画像からAIを用いて、施設や観光名所などのスポットの特徴を数値化して抽出。画像から抽出した特徴と多数のスポットの特徴を保持したデータベースを照合することでスポットの識別が可能になる仕組みだ。