ANAグループ、国際線の燃油サーチャージをさらに値上げ、8月からハワイ線は片道3万円超え

(c) stock.foto

ANAグループは、2022年8月1日～9月30日までの燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）を発表した。ANAでは、直近2カ月間のシンガポールケロシン市況価格の平均に基づき、2カ月ごとに見直しているが、引き続き価格高騰が続いていることから、現行(2022年6月1日～7月31日)からさらに値上げすることになった。

日本/欧州・北米(ハワイは除く)・中東・オセアニアの長距離路線を見ると、現行の3万7400円から4万9000円に値上げ。今年4月1日～5月31日の1万9900円からはおよそ2.5倍の値上げとなる。

今夏の需要拡大が期待されている日本/ハワイ線では、現行の2万3800円から3万1100円となる。4月1日～5月31日までは1万2500円だった。

各路線の1旅客1区間片道あたり燃油サーチャージは以下の通り(現行料金)。

• 欧州・北米(ハワイは除く)・中東・オセアニア：4万9000円(3万7400円)
• ハワイ・インド・インドネシア：3万1100円(2万3800円)
• タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア：2万5800円(2万400円)
• ベトナム・グアム・フィリピン：1万6000円(1万2500円)
• 東アジア(韓国を除く)：1万5100円(1万1400円)
• 韓国・ロシア(ウラジオストック)：5600円(4100円)