観光庁が2022年6月30日発表した宿泊旅行統計調査によると、ゴールデンウィークのあった2022年5月(第1次速報)の日本人延べ宿泊者数は前年同月比81%増、コロナ前の2019年同月比では11%減の3709万人泊だった。外国人は前年同月比193.3%増、2019年同月比では92.8%減の70万人泊。全体で前年同月比82.3%増、2019年同月比26.5%減の3779万人泊となった。
2022年5月の客室稼働率は46.7%。2019年同月との比較では16.5ポイント減だった。施設タイプ別では、旅館が35.5%、リゾートホテルが43.5%、ビジネスホテルが56.4%、シティホテルが28.7%、簡易宿所が21.7%。県民割などの効果もあり、旅館が2019年同月差で6ポイント減にまで回復している。
2022年4月の延べ宿泊者数(第2次速報)は前年同月比50.7%増、2019年同月比33.7%減の3363万人泊だった。都道府県別でのトップ3は東京(2019年同月比36.2%減・449万6690人泊)、大阪(同49.3%減・209万1800人泊)、北海道(同24.6%減・182万2080人泊)の順。山口は2019年同月比でも2.2%減の33万8880人泊、栃木も同4.2%減の71万4950人泊と戻してきている。