タビナカ予約サイトのKKdayグループは、大手プライベートエクイティファンドであるTGVestキャピタルが主導するシリーズC+ラウンドで、総額9500万ドル(約130億円)の資金調達を実施した。KKdayは、調達資金を規模拡大のための人材採用と基盤強化、技術革新に充て、インバウンド、 アウトバウンド、国内の3方向で万全の体制を整えていく。
具体的には、2023年までにソフトウェアエンジニア、R&D、事業開発、事業運営、マーケティングの主要な分野において、現在の40%以上人員を増やし、全世界で1000人以上の従業員を確保することを目指す。
また、主要市場である日本、台湾、香港、 韓国、 東南アジアにおける基盤を強化していく。
さらに、KKday自社開発の観光事業者向け予約管理システム「rezio」について、事業者向けのソリューションを改善し、新機能の拡張と構築を計画。これにより、新規契約数を現在から100%増やすことを目指す。