みちのりHDと東電ら、電気バス向け管理システム開発、218台で技術検証へ

みちのりホールディングス(みちのりHD)、東京電力ホールディングス(東電HD)らが電気バス向けエネルギーマネジメントシステム(バスEMS)の開発に取り組む。電気バスの運用により、充電タイミングの分散による電力負荷軽減や再生可能エネルギーの優先調達、蓄電池容量の低減などを実現することで、電気バスのライフサイクルコストの削減とカーボンニュートラルの両立、地域のレジリエンス向上に寄与する仕組みの実現を目指す。

みちのりHD、東電HD、関東自動車、福島交通、茨城交通が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2022年度から実施している「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」プロジェクトに採択された実証事業を開始する。

本同実証事業では、みちのりHDがバスの運行管理最適化のノウハウとシステム、東電HDがエネルギー需給調整マネジメントシステムを担い、両社で一体となったバスEMSを開発する。開発したバスEMSは関東自動車、福島交通、茨城交通が導入を予定する電気バス218台で技術検証。電気バス導入の経済性および実用化に向けた検証をおこなう。

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