JTBグループ、米国向けに伝統工芸品のオンライン販売開始、法人向け贈答品やイベント商品も視野

JTBグループの米国現地法人であるJTB USAは2022年8月8月から、日本の伝統工芸品の越境ECサイト「JTB USA ONLINE STORE ARTISAN(日本語名:アルチザン=職人の意、以下 ARTISAN)」のサービスを開始した。34ブランド、約1200の伝統工芸品を米国向け市場にオンライン販売する。日本の伝統工芸品を中心としたEC、メディア事業を展開するKAZAANAと業務提携した。

「ARATISAN」は、KAZAANAが提供する越境ECプラットフォームを利用し、「凛然」の江戸切子、「VEDUTA」の着物など、厳選した商品をラインナップ。JTB USAの米国での販売基盤、法人ネットワーク、マーケティングノウハウを活かして販売する。法人向けの贈答品やイベント商品の需要も取り込むため、企業名やロゴを入れるサービスも提供する。伝統工芸とのふれあいをきっかけに、訪日旅行の喚起にも取り組む。

同社は今後、カナダ、ハワイ、ブラジルなどの各グループ会社にも同サービスを拡大する計画。

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