グーグルは、「Book on Google」で航空券予約サービスを段階的に廃止することを決めた。米国以外のユーザーは2022年9月30日に、米国のユーザーは2023年3月31日以降に「Book on Google」が無効になる。この理由として、グーグルは消費者の好みが直接予約に移行していることをあげている。2022年5月25日には、ホテル予約サービスも廃止したところだった。
航空券予約の「Book on Google」は、2015年にサービスを開始。検索結果など、グーグルのプラットフォーム上で航空券予約を完結できるサービスで、航空会社や世界のOTAが参画してきた。しかし、近年ではパートナーのモバイルサイトが進化し、OTA経由での予約あるいは航空会社で直接予約する消費者が増加。グーグルは、最近では「Book on Google」での航空券予約が減少傾向にあったことを明かしている。
※この記事は、世界的な旅行調査フォーカスライト社が運営する「フォーカスワイヤ(PhocusWire)」から届いた英文記事を、同社との提携に基づいて、トラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。
オリジナル記事:GOOGLE TO PHASE OUT BOOK ON GOOGLE FOR FLIGHTS