エイチ・アイ・エス(HIS)は、観光特化型デジタル通貨「ルーラコイン」と「ルーラNFT」を提供しているルーラ社の株式を第三者割当増資を通じて取得した。HISは、NFTやメタバースなどのWeb3領域への事業展開を見据えた「Web3.0・バーチャルプロジェクト」を進行しており、そのプロジェクトの一環として「NFTの活用による地域活性化」を目指しているところ。
ルーラは、2022年2月から事業を開始。観光地でお得に使えて、現地に決済金額の1%が還元される観光促進型デジタル通貨「ルーラコインは現在のところ全国19エリアで流通しており、今年中には50エリアに拡大させる予定。
また、全国の温泉地、酒造、城郭などの観光資源とコラボレーションした「ルーラNFT」を、今年9月から有馬温泉、飯坂温泉の2エリアにて販売を開始。すでに400個以上を販売した。