台湾が国境再開、初日は20ツアー244人が訪台、香港も先月下旬から大幅緩和で、残るは中国

台湾は2022年10月13日、2年半以上にわたって続けてきた入国制限を撤廃した。また、感染状況によって定めていた国別の入国制限も解除。ビザ免除対象国・地域については、どの国からでも台湾に入国することが可能になった。

ただし、到着日には迅速抗原検査で陰性であることが求められ、旅行者は到着後1週間は健康状態を自身でチェックする必要がある。また、自主健康観察の1週間内に外出する場合は、前日あるいは当日の抗原検査で陰性を証明する必要がある。

台湾観光局によると、国境再開当日には約20のツアーグループ、合計244人が桃園国際空港に到着した。

香港も9月26日に水際対策を大幅に緩和。海外旅行者に対する隔離義務を解除し、3日間の自主隔離に切り替えた。ただし、渡航前(出発予定時刻)24時間以内に実施した迅速抗原検査の陰性結果を衛生署のオンラインサイトに登録する必要がある。北東アジアで国境を閉鎖しているのは「ゼロコロナ政策」を堅持する中国のみとなった。

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