環境省、冬の乗鞍高原で長期滞在型モニターツアー、自由行動で1日最大1万円補助

環境省中部山岳国立公園管理事務所が、乗鞍高原への長期滞在型モニターツアーを実施する。滞在は2023年1月上旬~2月上旬の1カ月間。宿泊先、移動手段、食事、体験アクティビティは参加者自身が自由に選択する仕組み。旅費など各種費用について、1日あたり1万円を上限に補助する。

関東、関西、乗鞍高原エリア以外の中部の居住者が対象。ツアー期間中1日1回以上、滞在の様子をSNSに投稿するほか、毎日の生活内容を指定ウェブフォームに入力することが条件で、地元事業者との意見交換会、ツアー終了後のヒアリングも予定している。

乗鞍高原は中部山岳国立公園の南側に位置し、登山やスノースポーツが盛んな地域。今回のモニターツアーでは、実際に乗鞍高原地域に長期間滞在して、リモートワーク、温泉、スノーアクティビティなどで過ごしながら情報発信してもらうとともに、参加者の体験を通じて域の課題解決に資する調査も見込んでいる。

参加者は、12月14日に実施されたオンライン説明会の出席者を対象に審査のうえ決定する。

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