2021年に日本で開催された国際会議は、わずか29件、2019年比99%減で過去最低

日本政府観光局(JNTO)はこのほど、2021年に日本で開催された国際会議の概要を発表した。参加者総数は前年比42.6%減、2019年比97.2%減の5万5221人で、参加国数が3居住国・地域以上といった現行基準の統計では過去最低だった。このうち、外国人参加者数は750人。開催件数は前年比86.9%減、2019年比99.2%減の29件。

新型コロナの拡大・長期化に伴う国際的な移動の制約が続いたことで外国人の会議参加者の訪日が困難となった一方、オンライン手法などの活用によるリモート会議が年間を通じて開催された。定量面のみ基準値以上の報告があったリモート会議なども含めると、911件との数値もあった。ただ、911件でも2019年比では4分の1程度。引き続き、開催のハードルは高かったと推察される。

発表資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…