独ルフトハンザグループは、2023年2月15日から世界初となるグリーン運賃の販売を欧州と北米で始める。この運賃は、CO2排出量のオフセットがあらかじめ含まれているもの。オフセットは、20%が持続可能な航空燃料(SAF)の使用、80%が環境保護プロジェクトへの寄付で行われる。グリーン運賃には、追加マイルが加算されるほか、無料の再予約特典のオブションがつく。
グリーン運賃は、ルフトハンザ航空などグループの航空会社すべて販売され、その便数は年間73万便以上。ビジネスクラス、エコノミークラスとも、それぞれのウェブサイトとNDCプラットフォームで購入することができる。
ルフトハンザグループは、2030年までに2019年比でCO2排出量を半減し、2050年までに排出量実質ゼロの達成を目指している。