環境省、今年の「エコツーリズム大賞」を発表、大賞は北海道・弟子屈エリア、人数制限とガイド認定制度の連携整備が高評価

環境省は、第18回エコツーリズム大賞の受賞団体を発表した。この賞は、優れた取り組みを表彰し、広く紹介することで、全国のエコツーリズムに普及を図ることを目的としたもので、2005年度から実施している。

大賞は、北海道の「てしかがえこまち推進協議会及び一般社団法人摩周湖観光協会」。従来からの資源保全と安全管理の取組と併せて、特定自然観光資源の指定を行い、人数制限とガイド認定制度の連携の仕組みを整備。利用者に特別な体験を提供するための資源の活用と管理の先進事例として、他の模範となる仕組みづくりを行ったことが高く評価された。

優秀賞は、東京都「認定特定非営利活動法人エバ―ラスティング・ネイチャー(小笠原海洋センター)」、福井県「一般社団法人 Switch Switch及び鳥浜漁業協同組合」、埼玉県の「公益財団法人トトロのふるさと基金」、沖縄県の「株式会社ナチュラルブルー」の4団体。いずれも初受賞となった。

特別賞は、京都府「京都一周トレイル会」と神奈川県の「日産自動車」でいずれも初受賞。

このほか、パートナーシップ賞に「東急株式会社THE ROYAL EXPRESS及び北海道旅客鉄道株式会社」が授与した。

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