鎌倉市、GWに「江ノ電」で沿線住民の優先入場を実施、2019年実施時は「理解できる」が95%に

鎌倉市は2023年5月4~6日、江ノ電鎌倉駅改札で沿線住民優先入場の社会実験を実施する。御成町、由比ガ浜1~4丁目、笹目町、長谷1~5丁目、坂ノ下、極楽寺1~4丁目、稲村ガ崎1~5丁目、七里ガ浜東1~5丁目、七里ガ浜1・2丁目、腰越1~5丁目・腰越・津、津西1・2丁目に在住、在勤、在学し、事前に「江ノ電沿線住民等証明書」の申請・入手をおこなった人が対象。

ゴールデンウイーク(GW)は多くの観光客の来訪が見込まれる江ノ電。コロナ前の2019年にも、江ノ電混雑時に沿線住民などが鎌倉駅構外に並ばずに入場できるようにするため、同様の社会実験を実施した。

当時のアンケート調査によると、証明書の発行枚数は2811人で、優先入場利用者数は136人。利用者に鎌倉の混雑状況について聞いたところ、「とても混雑し移動に支障がある」と77%が回答。社会実験は「理解できる」「おおむね理解できる」が95%に上った。優先入場により、10分程度出発時間が短縮された。

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