クチコミデータ分析のTrustYou(トラスト・ユー)はこのほど、「2019年~2022年宿の評価が良い都道府県ランキング TOP10」を公表した。日本国内のホテル、旅館、民泊などの宿泊施設のクチコミスコアを抽出し、都道府県別の平均スコアをランキング化したもの。
コロナ前の2019年は全体的にクチコミスコアが高く、奈良県、京都府といった歴史のある人気観光地も上位に入っていたが、2020年以降は変化が見られ、愛媛県、群馬県、大分県、熊本県など日本有数の温泉地を有する県が上位にランクインした。
群馬県と熊本県は、2019年から2022年の4年間を通してランクイン。一方、京都府は2020年以降はランキング外となった。
トラストユーはこうした結果から、2020年以降は小規模でコンパクトな街や温泉街での宿泊体験の満足度が向上していると分析。また、人混みを避けることができ、自然豊かな場所にあり、広めの客室を持つ比較的小規模なホテルや旅館での宿泊が満足度を高めているとしている。