JR東日本、協業進めるベンチャー7社を採択、大賞は「カブトムシツーリズム」、線路メンテナンスや保育など

東日本旅客鉄道(JR東日本)とJR東日本スタートアップは2023年5月30日、ベンチャー企業と協業して新サービスを実現する「JR東日本スタートアッププログラム2022」の秋の採択企業発表会を開催した。「スタートアップ大賞」を受賞したのは、「JR東日本とカブトムシでつくり上げるSDGsな暮らしとツーリズム」を提案したTOMUSHI社。全体の採択企業は地域・デジタル共創などに挑戦する7社で、順次テストマーケティングを展開する。

TOMUSHI社は、JR東日本グループから出た廃棄物でのカブトムシの生育に挑戦し、破棄コスト削減と生育したカブトムシを駅で展示販売を通してSDGsの取り組みとして発信し、移動の促進を目指す。

このほか、優秀賞は「AI・アルゴリズムによる線路メンテナンス作業計画の効率化」を提案したALGO ARTIS社、審査員特別賞には「駅や鉄道を活用した預けたくなる保育の実現」のgrow&partners社が選ばれた。

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