全国旅行支援、佐賀県は11月末まで延長、石川県も奥能登地域に限定して同じく11月末

佐賀県と石川県は、全国旅行支援を夏以降も継続すると発表した。

佐賀県は、2023年6月30日までとしていた「GO!!佐賀旅キャンペーン」を7月1日以降も継続し、今年11月30日(12月1日チェックアウト分)まで延長する。ただし、7月22日～8月31日(9月1日チェックアウト分)は対象外。

割引率・割引上限額などの条件は現行通り。予算額が上限に達した際は予約受付を停止する。

予約開始は、7月1日～21日の期間の宿への直接予約が6月27日から。旅行会社での販売は準備が整い次第開始する。また、9月1日～11月30日の期間は、宿への直接予約、OTA（じゃらん、楽天トラベル、ゆこゆこネット）ともに9月1日からの開始で調整中している。店舗型旅行会社については、参画旅行会社を7月上旬にホームページで公開する。

一方、石川県は、「いしかわ旅行割」について、7月20日までの延長を決めていたが、さらに対象エリアを輪島市、珠洲市、穴水町、能登町所在の宿泊施設に限定した「奥能登応援旅行割」キャンペーンとして、11月30日まで延長する。予約は6月19日から開始している。割引額、観光 クーポン付与額および申込・利用方法については現行通り。

全国旅行支援の都道府県ごとの予算は、コロナ前の都道府県の宿泊者数をベースに配分されており、実施期間は配分された予算の範囲内で都道府県が設定。その予算がなくなり次第順次終了することになっている。また、全国旅行支援の予算は、令和3年度補正予算で計上しているもので、今年度中（2024年3月末）に執行し、清算まで終える必要がある。