エイチ・アイ・エス(HIS)は、2023年夏休み期間の旅行予約動向を発表した。2023年7月21日~8月31日までの、HISのツアーとダイナミックパッケージ、航空券(宿泊のみは除く)商品が対象。
それによると、同社の海外旅行は、全体で2019年比で53.4%まで回復。平均単価は17万8000円(前年比86.3%)、予約者全体におけるツアーの利用比率は40%となっている。旅行先では、人気1位がソウル、2位がホノルル、3位が台北。国別では、韓国が2019 年水準まで急回復している。
国内旅行の人気では、1位に沖縄県、2位が北海道、3位が長崎県。国内旅行全体では、2019年とほぼ同水準となり、平均単価は8万5000円(前年比109.7%)。
その他、国内で昨年と比較して予約数が増加した地域は、千葉県(386.3%)、広島県(234.3%)、大分県(218.2%)などとなっている。今年は東京ディズニーランドが開業40周年を迎えており、千葉県の増加につながった。