日本旅行、北海道大樹町で「宇宙」がテーマの教育プログラムを提供、ロケットワークショップとまちづくり

日本旅行は、北海道大樹町、SPACE COTAN社とともに、北海道スペースポート(HOSPO)と大樹町を舞台にした新たな探究学習プログラムの提供を開始した。2022年7月に3者間で締結したパートナーシップ協定に基づき、観光事業の一環として開発された新しい教育旅行向けのプログラム。

日本旅行は、宇宙のまちづくりを推進する大樹町ならではの内容を、同社の探究体験プログラム「ミライ塾」の新たなコンテンツとして提供。学校のニーズに応じて、「ロケットワークショップ探究プログラム」と「宇宙のまちづくり探究プログラム」の2つを設定する。

すでに東京都の豊島岡女子学園高等学校が2023年7月24日~26日の3日間、探究型宿泊研修「大樹町スペースサイエンスツアー」を実施。ロケットワークショップ探究プログラムに高校1年生と2年生から希望者39人の生徒が参加した。

大樹町とSPACE COTAN社は、「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョンの実現に向けて、HOSPOの設備としてロケットやスペースプレーンの発射場・実験場整備を進め、インフラとしてロケット開発や宇宙産業、地方創生に貢献することを目指している。その道内の経済波及効果は年間267億円、約2300人の雇用創出、観光客は約17万人増加するという試算が出されている。

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