オーストラリアで人気の観光地、バイロンベイで民泊規制、短期賃貸を年間60日に制限、住宅の供給不足解消へ

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州政府は、長期滞在に利用できる住宅の数を増やすため、一部不動産の短期レンタル型宿泊(STR/short-term rentals:いわゆる民泊)を年間60日までに制限する。バイロン・シャイア郡議会からの要請を承認した。バイロン・シャイア郡には、人気の観光地バイロンベイがある。

数日前には、メルボルン市が民泊エアビー(Airbnb)のようなSTRに対して、国内初の税金を課す制度を導入した。ビクトリア州当局は、この税金はより多くの公営住宅の資金に充てられるとしている。

ニューサウスウェールズ州のポール・スカリー計画・公共空間大臣は、この政策を発表した声明のなかで、「バイロン・シャイア全域では長年にわたり住宅、特に手頃な価格の住宅の供給が不足している」と述べている。

新しい規制は 2024年9月に発効し、特定の地域にのみ適用される。 観光地バイロンベイと近隣のブランズウィック・ヘッズの一部は、上限なしで継続される模様だ。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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