八芳園、「食」に関わる新子会社3社を設立、「交流文化創造拠点」構想の実現に向け、初の地域法人も

八芳園は、「交流文化創造拠点」構想の実現に向けて、新たに子会社3社を設立した。八芳園は、2023年5月に地域の観光プロデュース事業に参入。観光産業による「交流文化創造」を創出していく事業戦略を打ち立てている。新会社の設立では「交流文化創造拠点」構想を通じて、「すべての人々が交流することで、さまざまな文化が融合し、新たな価値が生まれる拠点を生み出す」ことを目指している。

食を中心に交流が活性化するコンテンツをプロデュースする「八芳園 交流コンテンツプロデュース」は、日本各地域の自治体と連携し、自治体の持つ食材を活用したメニュー開発からブランディング、グラフィックデザインやPR動画の制作、PRイベントのプロデュースからオペレーション、ホスピタリティまでワンストップでプロデュースする。

福岡市の天神で400年超えの歴史を持つ「警固神社」を拠点に新たな交流文化を創造する「八芳園 エリアプロデュース警固」は、八芳園初の地域法人として、MICEを含めたグローバルビジネスイベントのコンテンツプロデュースや、地域の祝祭事業や多文化交流事業などに取り組む。

食に携わる人の可能性をサポートする「八芳園ヒューマンリソースマネジメント」は、人材不足や地域の後継者問題など日本の飲食業界が抱える課題に対し、これまで八芳園が培ってきた食に関わるノウハウを活かした事業を展開する。

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