北海道の周遊観光促進でNFTスタンプラリー、世界遺産・縄文遺跡群でQRコード読み取り、周辺施設での特典も

TOPPAN（凸版印刷）は、2023年10月13日～2024年1月31日の期間中、北海道内に点在する世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺産、関連遺産を周遊することで、オリジナルの訪問記念NFTを入手できるデジタルスタンプラリー「縄文×NFT デジタルスタンプラリー」を実施する。北海道の「NFTを活用した周遊促進事業」を受託したもの。遺跡群に関心の高い観光客はもとより、デジタルスタンプラリーを通じて若年層の開拓も図りたい考えだ。

来訪者は遺跡群に設置されたQRコードを読み取ることで、遺跡と関連したデザインのNFTを入手することができる。また、取得したNFTを遺跡周辺の協賛施設で提示すると利用できる特典も付与。遺跡群への誘客・周遊の活性化とともに、地域のにぎわい創出を目指す。イベント用のQRコードを設置するのは、垣ノ島遺跡（函館市）、大船遺跡（函館市）、鷲ノ木遺跡（森町）、高砂貝塚（洞爺湖町）、入江貝塚（洞爺湖町）、北黄金貝塚（伊達市）、キウス周堤墓群（千歳市）の道内7カ所。

TOPPANは同イベントを皮切りに、NFTをはじめとしたWeb3技術を観光領域へ活用する施策を、さまざまな地域、自治体に展開していきたいとしている。