千葉県長生村、ポニーキャニオンと包括連携協定、エンタメの力で移住や観光振興へ

千葉県長生村とポニーキャニオン社が、シティプロモーション、移住プロモーション、観光振興、SDGs推進などについて相互連携を強化することで合意、4年間にわたる包括連携に関する協定を締結した。

長生村（ちょうせいむら）は房総半島九十九里浜に面し、東京都心から約60キロに位置する。千葉県唯一の村で、「ながいきむら」と読めることから、農作物を中心とした特産品を「長生（ながいき）ブランド」として展開。長生村村長の小髙陽一氏は、「今回の連携協定によって、総合エンターテイメント企業のブランド力を活かしながら、村の魅力をさらに伝えていきたい」などとコメントしている。

取り組みの1つとして、ポニーキャニオン制作の長生村新作プロモーション動画「長生折々（ちょうせいおりおり）」～希望編～を公開した。長生村へ実際に移住した3組の実話をもとにしたもので、第1弾は男性が主人公。決して簡単ではない移住の悩みや葛藤、移住後の暮らしの変化を描いた。

なお、長生村とポニーキャニオンは2019年度にまちづくりプロモーション業務として移住促進ガイドブック「LONG」と観光ガイドブック「LIVE」、移住ポータルサイト「LONG and LIVE」の制作、移住プロモーション用ロゴマークの策定、交流センター内の交流コーナーのプロデュースやコミュニティセンターのリニューアル等のプロモーション事業を展開してきた。今回の包括連携を機にエンターテイメント見地からの情報発信をさらに強化する。